京都 2

17日 午後


「猫町」で昼ご飯。予想外にいい店。奥さんの仕事が気さくで良かった。
am 12:00

















がけ書房。恵文社よりかなりマニアック、見たことのない本が沢山。なんかすごい。
pm 13:00


















京都は山で囲まれている。鴨川に京都の日常あり。でもそろそろお尻が痛い。
pm14:00

哲学の道、岡崎を抜けて、平安京。タルトタタンを食べに、ラ・ヴァチュール。
世代交代、100歳近いおばあちゃんが席で店を見守る。何を想うだろう。
pm 15:00

自転車で町の方に近付く、一保堂で煎茶を飲み、進さんのお茶を思い出す。
pm 16:00




























お世話になった水色の自転車を返す、このレンタサイクルの仕組みいい。
park and ride. 通勤・通学に電車を降りて、ここに自転車を借りにくる。
pm 16:30

京都

17日午前

















バスに乗って糺ノ森。下鴨神社に抜ける森。通勤、通学、ランニング。
日常のとけ込む世界遺産。中学生が御水をごくごく飲んでいて面白い。
am 7:00




























自転車こいで念願の進々堂まで10分。プチ・デ・ジュネ。
大きなテーブル、音楽なし、外の優しい光。建物の持つ空気が素晴らしい。
am 8:00

















自転車で更に一乗寺方面。恵文社。気をつけなければ一日が終わる。
am 10:00

坂道上って詩仙堂。開放的で静かな座敷。隣で男の子が座禅していてこちらも背筋がピン。
am 11:00

三連休で関西へ

9月16日夜 ー 17日早朝

















仕事を終わらせて、宇都宮から夜行バス。京都までは9時間。
pm 21:20

目が覚めるとすでに関西。夜があける空を久々に見て感動する。
am 5:00


















京都着。京都にいるという実感がない。バスの仕組みを確認。
am 6:00


 

最近夜はもっぱら・・・

家に帰り着くと、ご飯を食べて風呂に入って、
ヘッドホンでWEB公開されている茂木健一郎さんの講演を聞いています。
私は茂木さんの思想がとても好きで、
なんだか不完全燃焼気味の時、やる気を出したい時に思い出します。
茂木さんの言葉には、その瞬間から役に立つことが、多くあります。
その中で、とても心に響いた講演をご紹介します。

「心を震わせる "表現" とは何か」
水戸芸術館『ライフ』展 オープニングレクチャー
2006年 7月22日(土)14時〜15時30分
音声ファイル(MP3, 80.2MB, 87分)


「脳のふしぎを探る」
栃木県立宇都宮高校
劣等感をこそ大切にせよ。これからの時代は文系、理系は意味がない。
2007年10月24日
音声ファイル(MP3, 84.1MB, 91分)


昨日、突然ゆきちゃんというたまプラーザで一緒に働いていた子が
お店に顔を見せてくれました。
それが私は本当に本当に嬉しくってたまりませんでした。
急にきて、泊まりもせず帰るということで、
休憩時間の30分しか話せなかったのだけど、
1日18時間労働!休憩なし!!けどものすごく充実してるよ、
でも自分の時間は本当になくて、いらいらしちゃったりもするし、
だからここに来たんだという彼女の話を聞きながら、
私なんか自分の時間だらけじゃん。もっと頑張れよー!と思って。
ものすごくやる気を出しているところです。

そこに茂木さんだから、頭の中大変です。

それなのにBGMがBO GUMBOSの「どろんこ道を二人で」なので
本当に大変です。


 

クジラが見る夢

「クジラも歌う?」

「歌う。いつも歌っている。あれは偉大な生き物だ」

とジャックは言って、遠くを見た。

「ただサイズが大きいだけではない。
 存在として、知性として、大きい。
 生物の身体には無駄がない。
 ある器官が発達しているにはそれなりの理由がある。
 そして、クジラはとても大きな脳をしている。
 人間の比ではないし、身体に比較しても大きい。
 しかもクジラの生活には何の苦労もない。
 海の中で最も大きな生き物だから、敵という程の敵はいない。
 食べるためにあくせくすることもないし、
 着るものの心配も、金の苦労もない。
 出世しようと身をすり減らすこともない」

そうジャックは言って、僕の顔を見て、にやっと笑う。

「では、クジラはあの大きな脳で何を考えているのか?」

「物質的なことは何一つ考えなくていい。
 そういう問題があることさえ知らない。
 とすれば、あとは哲学的な瞑想しかないじゃないか。
 宇宙とは何か、存在とは何か、
 自分が今ここにいるとはどういうことか、時間とは?
 そういう問題をクジラの言葉で、あるいは言葉で冴えない何かで、
 いつもゆっくりと考えている。
 何百キロも離れたところにいる仲間と歌で議論する。
 ひとつのテーマを一年がかりで、あるいは十年がかりで考える。
 できることなら、彼らの考えを聞いてみたいと思うよ。」

「しかし、人間にはその資格がない」

「ないね。まだない。
 今はまだ互いの存在を認めあるのがせいぜいだと思うね。」




「クジラが見る夢」池澤夏樹 1999

ジャック・マイヨールと池澤夏樹の会話より



 

WOODSTOCK

想像以上の事態だった。驚いた。
DVDはドキュメントになっていて、様々な人の視点でのwoodstock。
その中でとても印象的な若者の言葉があった。

I'm a human being and that's all I want to be.
I just want to be myself and find out,
a place where I can maintain some kind of balance within myself, you know.
I am kind of like the Hamlet Trip, to be or not to be.
everybody is really looking for some kind of answer where there isn't one.
People do not know how to live and they do not know what to do,
and they think that if they could come here they find out what it is
or how to maintain with it.
I can just sit here right on this roadside
and I don't have to become President of the US,
because there is nothing to climb for, It's all sitting right here.

僕は一人の人間であればそれで十分だ。

Jesee


woodstock
愛と平和と音楽
1969. 8. 15


 

三十歳

気が付けば、まわりにいる人がみんな30歳。
実は自分も30歳なのではないかと思ってしまう。

















みんなー、檀さんが来てくれたよ。すごい、相変わらず真剣で尊敬します。
沢山の武勇伝、本当に1年しかブランクなかったっけ?と思う程。
都会的で、田舎も似合う檀さん。お店、楽しみにしているよ。



















伊仏料理店のふたり。
バカンス中でフランスより帰国中のボーちゃんとこれから徳島へと旅立つ和知さん。
本当にきれいで可笑しな人達。























一緒に時間を過ごす人がいるって、ありがたいこと。
その一緒に過ごした時間が人生かと思うと、
そんなもんかと思いながら、最高に素晴らしいとも思っている。




 

美和村の家での一日













































そういう訳で、この間の休みに一日美和村の家で過ごさせてもらった。
はじめは何人かで掃除してご飯を作って食べる予定だったのが、
いろいろあって、結局丸一日一人でこの家で過ごした。
怖くて寂しいかなと思ったけれど、不思議とそうでもなかった。
途中で携帯の充電が切れてしまい、
誰かが迎えにきてくれるのを待つしかない状況になった時に少し焦ったけれど。

皆で来た時には気が付かなかったけれど、
やっぱり20年も人が暮らしていないと積もる埃も半端ではなく、
ちゃんと掃除用具を持ってくれば良かったと後悔した。
持っていったのが雑巾一枚。
頑張っても書斎くらいが限界と決めて、まずは拭き掃除に取りかかった。
今までで一番すごい埃、といっても言い過ぎではない、でしょう。

その日掃除したかったのは何より、その家にあった本が魅力的で、
あの書斎でとにかくゆっくりと本を拝借したかったからだと思う。
それで、気持ちよく座れるまでひたすら拭いた。
雑巾がけが一番大切、といつも言われている。
本当にそうだと今日も思った。
家も心も、磨く。光るまでみがけ!なかったけど。

置いてあったCDもすごく良かった。
まわりに家がないので、心地良く身体に響く音量で、
オーディオも、スピーカーも昔のものながらいい音を聞かせてくれた。
RICKY LEE JONES, ROLYN HILL, TOM WAITS, BOB DYLAN, CALM...

やっと書斎に座って本を読み始めた頃には日が傾いていて、
なんとなく電気を消してみた、蒼い静かな光の中。
YO-YO-MA のバッハ無伴奏チェロがあまりに心に響いて、
ただ音楽を聴いて涙が出るということを初めて経験した。
感情や思い出や、そういうことと音が重なって涙が出ることはこれまでにもあった。
でも、音を聞いて強弱の波に促されるように鼓動が高まったり、
呼吸が深く気持ちよくなったりするのは初めてだった。
YO-YO-MAってすごい。
彼の気持ちが、限りなく音に組み込まれていた。




 

美和村の家


































美和村という美しい名前の村が茨城の端にある。
栃木との県境、黒磯からは40分くらいのところに、
知り合いの持ち家があり、この間そこで鮎パーティーがあるとのことで
お邪魔させてもらった。

鮎はもちろん美味しかったし、皆との時間も良かった。
でもその家に私は感動した。
その知り合いのお父様が自分で設計して建てた家。
裏を小川が流れ、玄関入ってすぐ囲炉裏がある。
縁側に、書斎、居間、台所、風呂、ベッド、和室。
ミニマム、コンパクト。
それ以上、それ以下もないまさに理想の家だった。
窓から見える緑が印象的なのだが、
その緑も、全て自分で植えたのだと言う。
今が、そのお父様の未来予想図の姿なのだろう。
今はもう亡くなられていて、誰も住んでいない美和村の家。

彼がこの家を建てたということが、
素晴らしい出来事だと思わずにいられない。
絶妙なベッドの位置、椅子の置いてある向き、ひとつひとつを見付けるだびに
生活を愛しんで、時間を大事に思った方なのだろうと、
会ったこともないその人のことを、随分と思った。