お母さん と わたし



久しぶりに会って、やっぱりお母さんっておおきな存在だなぁって思った。
最後にけんかしてしまった今回の滞在・・・
今日一日ずっと自己嫌悪でこころはもみくちゃでした。
せっかく遠いところ来てくれたのに、せっかく会えたのに。

でもほんと、お母さんは唯一の存在だ。
色んな感情でぱんぱんにふくれた心にぷすっと針で刺すように外にだしてくれたり、
どうなっても大丈夫かもなぁという感じのあたたかいものを、代わりに補充してくれたり。
それもまた最高のタイミングで。
他の誰にも出来ない、こんなに上手にそんなこと。
お母さんも私も、他の人とけんかをすることはまずないけれど
私たち二人の間には数知れないけんかの歴史があるのだ。

そんなふうにして、
それぞれの生活のバランスをとっていたのかもしれないなと今になって思う。
いずれにしても、こころから感謝しているのです。


お母さんにしかできないこと、いっぱいあるなぁ。
さっき電話で「親子だなぁと思った」ってお母さんが言ってくれて
涙がいっきに流れたと思ったら、すぐ後にものすごい安心感を感じたんだよ。
やっぱり今日気分が乗らなかったのは、お母さんとのけんかが原因だったんだな。
そんな訳ないと思ったけど、それしかなかったんだと今思う。
お母さんに嫌われちゃったら死んじゃうよ。



写真はごはん用テーブルのない私のアパートでお母さんが作ってくれた朝ご飯。
いつどこで作っても、あの味になるのなんででしょう。
おいしかったー。