あかちゃんの思い出


昨日はエクリュの先輩のろかさんの赤ちゃんに会いに、
エクリュの先輩達とお出かけ。
もうなんていうか、見てるだけでいいな。

歳の離れた弟の赤ちゃんの頃のこと、
布おむつ、かえてたよなぁ。
うごくなよ!って思ってたなぁとか。
赤ちゃんを見てるその時間が止まる感じまで思い出した。
すごく沢山思い出した。
懐かしくて、行くんのおむつ、替えさせていただきました!
大きくなった男の子に、おばちゃんね、君のおむつかえてたんだよ〜って
どうしようもない事いっちゃう人いるけど・・・
気持ちわかっちゃったな。

赤ちゃんがほしいっていうのと、実際に育児するのとは違うヨォって
ろかさんは言っていました。

また抱っこさせてほしいな。
ないものがぜーんぶそこにある様なきがして
勝てないな〜って素直に思いました。
あかちゃんってすごいな。

  
  
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だれかと一緒に、一緒のものをお腹にいれて、
おんなじ話をして、一緒に笑うってすごく大事なんだなって気付きます。
久しぶりにひとりじゃないごはんを食べてすごく幸せでした。
だめですね〜、ひとりだと「いただきます」もいわないし。
ありがとう!


気付いてみたら、まわりには手作りでいっぱい。


              yamaがくれた髪を結ぶゴム


           chicaさんが焼いてくれるいつもの食パン

さみしくなるなぁ





何が残念って・・・
レタスの芯とかネギのしっぽとか、
エクリュのまかないが食べれなくなる事が
とっても残念なのです。

というわけで、圧力鍋を予約しました。
ついに!

 

Cafe 3 : 閉店のニュース



私の働いているエクリュがたまプラーザから撤退が決まりました。
少し早かったな・・・。

3月で閉店する事が決まってからも実感として自分の中に入ってこないまま、
新しい仕事が決まり、アパートも決まり、引っ越しの手続きも始めました。
後は安い車に出会える事を願うだけ。

まるでそう決まっていたかの様に順調に物事は決まっていくのに、
肝心な自分だけがまだ閉店の戸惑いの中にいます。
ここでやり残している事、解決されてない課題がまだまだ沢山ある。

カフェは人がつくっている以上、そこにいる人の想いがお店そのもので。
お店を愛する気持ちと、これからも限りなくあるであろう問題を前にした不安
いつも両方があって、いつだってどちらかが少しずつ多くて。
みんなの中にあるその二つの全体的な量で、不安が勝ってしまう時、
エクリュ自身はもう色んな事を決めていたのかもしれないな。
自分が開くお店なら、不安なんてそんな選択肢は無いはずなのに。
結局はそういう事だったんだ。

本を読んでいてふと、作家は日本にいても、フランスにいても、
物語を書けるんだと思いついた。私にとってこれは、けっこう発見だった。
つまり私も、どこにいてもカフェの仕事ができるような、
そんな人になりたいんだという発見。
どこにいても、おいしい飲み物と、心が自分に帰れる時間をつくりだせる、
海や河川敷や自分のアパートの様な、お店のない場所でだっていい。
誰かにとってのカフェのような人でありたい。
遠いのに通ってしまう、あの場所があるから大丈夫だって思える様な。

きっと解決しきれなかった問題は、
またどこかで自分の前に現れて向かい合えるだろう。
表現したい事は・・・見つけたはず。
ECRUという場所はそういう一番大事な根になるものを育ててくれた。

デパートとエクリュの真ん中で揺れ動く、
真逆のものの中で表現する事の難しさ。
すごく未完成で、いつだって手探りで、試行錯誤の繰り返しだったけど、
いつも真剣に自分の表現に向き合わせてくれた。
長くいた人も、少し関わった人も、みんなそうだった。
不安な瞬間も多かったかもしれないし、色んな葛藤にがあったかもしれない。
それでも周りを見渡しても、
こういう場所はなかなか無いと思うのは私だけかな。
技術よりも心を育ててくれる、そういうことをさせてくれる場所。
結果的に裏表のない言葉や、思いやり、正直さ、それぞれの美意識、
そしてそれぞれの頑固さ。そういうもので成り立っているこの場所は、
いくつになってもこの仕事を続けたいと私に思わせてくれた。
今の世の中の基準でいえばあり得ない、
そうあるべきではない仕事の在り方だったと思うけど。


「 natural & organic ECRU 」

natural ありのままに、
& organic 本来の在り方で。
そうすればいつも答えは自分の中に見つけられる。
野菜だって、人間だって、地球だって同じ。
ECRUが表現したい事は、そういう事だったのかな。
やっと、理解できた気がした。


振り返ると代官山で働いていたときと違って、
この2年はとにかく忙しさにかまけて色んなものを失ったと思う。
日本のデパート。そんな場所で思いがけず働けた事は、
それでも自分の価値観をより確かなものにしてくれた様に思う。
目に見えるものばかり立派なたまプラーザ。
いつかはかならず虚しい時代を迎えるんだろうな。
最後まで好きになれそうにない街だ。

ここで出会えた人達や喜怒哀楽、やりがいのある仕事は、
かけがえの無い財産となったけれど、
自分らしい生活は見失いがち・・・というか見失ったかもしれない。
私はそんな生活をずーっと続けられるような仕事人間では意外とないよう。
味噌を手づくりしたり、梅干しをつけたり、毎朝お風呂の水滴もふける様な
そういうおばあちゃんに憧れるのはそういう事かなと思います。
あれやりたい、これもこうしたい。って言いいながら、
東京に来てからやった事といえば、エクリュの仕事だけだった。
沢山の反省。

那須に行ったら、生活をベースに、仕事をしたいと思う。
きっと周りのみんなはとっくの昔に
その方がいいって気付いてくれていたと思います。
お母さんなんて18の頃から「急ぐな!」と忠告してくれていたのに。
引っ越しのお金があんまりかからなかったから、
まずはピアノを買おうと思います。

4月から働く場所は、栃木県。
住む場所は川沿いの大きな公園の横。
相変わらず時給850円の生活ですが・・・
あたらしい場所の話はまた今度にします。

いろんなことが起こって嬉しいのか悲しいのかよくわからないけど、
東京に、エクリュに来る前も、同じ気持ちだった事を思い出します。
という事は、また素晴らしいものに出会える前だと思えば、
やっぱり楽しみです。
 
写真は、誕生日に空の下で珈琲を入れてくれた大好きな友達のaco.
ありがとう!本当においしかったぁ。マンデリン。
私のモノマネと感動的なメッセージを盛り込んだDVDを
エクリュのみんなにもらいました。
大事なお守りになりそうです。

わたしもとあるプロジェクトに取りかかろうと思っています。
完成するまで内緒!

それではまた。

人間って・・・





誰のものでもないはずなのにね。
多摩川にて。