大阪

19日午前 大阪


















みわちゃんのお母さんが作ってくれた朝食。
ホテルに泊まりにきたようだ。ありがとう!























岸和田と言えば地車(だんじり)だそうで、町中が地車で盛り上がっていた。
ちょうど先週がだんじり祭りだったよう。
岸和田の人は必ずこの祭りには帰ってくるという話を聞いて、
祭りのある町っていいなーと思う。


















岸和田巡りのあとに、せっかくだからと道頓堀のあたりを歩いて案内してくれた。
そうして歩いている時にユニクロを見付けて胸がどきんとした。
宮崎で高専にいた頃、デザイナーになる夢をいつも話してくれる友達がいた。
私より1年早く卒業。大阪に就職してしばらく経ってから仕事を辞めたんだという知らせ。
まず流通を知りたいからユニクロ心斎橋店で働いてますと言っていた。
どんな想いでこの店にいたのだろうと思うだけでなんだかウワーと思った。
ショーケースのマネキンに何を着せるか本当に毎日楽しいんだと話していたその店だ。
何かに向かう人はやっぱり見ていてわくわくする。
その彼も今は東京で頑張っているのだろうな。
いつかは海の向こうへ出て行ってしまうのかな。


















sewing table coffee
ここに来たかったのです。とっても良い場所でした。
枚方市 星ヶ丘 



















その後京都に戻り、帰りの高速バスを待っている間にはちはちinfinity。
そしてイノダコーヒーへ。
黒磯に来てくれたイノダのスタッフさんに再会。
関西旅のしめくくりに、自分なりに関西の報告してみる。
生粋の京都人に最後に会えてよかった。
これではっきり私はここには住めないと分かった。
それは京都がとてもいい町だからだ。地元の人が地元の暮らしを楽しんでいて、
地域性がとても高い。自分の町のおすすめの場所を沢山知っている。
私は京都人ではないもの。
そうして黒磯の良さを実感した。
地域性は薄いけれど、誰でも気持ちのいい居場所を見付けられる。
空気のような町だ。

思い通りにはいかない農業の町。
自分で切り開く商売の町。

奈良

18日 午後


JR奈良駅着。カフェ「くるみの木」を目指してバスに乗る。
am 10:30

















くるみの木に苦労して到着。
オープン前にも関わらず行列。私の前に50人はいます。unbelievable!
ご飯を食べるのに2時間待ち。考えものです。でもとってもいい店。
待つ時のお客様の気持ちがよくわかった。
am 13:00

バスと電車を乗り継いで、秋篠の森へ。雑貨「月草」のセレクトがとても良かった。
ヨーガンレールの良さを改めて知る。地元の良いもの、オーナーのお気にいりだけを置く。
好きな布がみんなラオス製でドキッとする。
pm 16:00

奈良での時間がなくなってしまい、寺にもいけず、鹿にも会えず大阪向けて出発。
am 17:30

















バスの中から見た夕焼けが赤すぎて怖くなる。空が汚れている。
ここは阪神工業地帯。怖いのに、目が離せないほど綺麗だった。
pm 18:00

去年ベトナムで出会った元気な美和ちゃんに会いにいく。
関西国際空港4F出発フロア、スターバックスに美和ちゃんはいます。
店長エディー、ものすごくその場所に似合うサービスマンだった。
pm 19:00

















美和ちゃんの仕事が終わるのを待って、一緒に帰る。岸和田の美和ちゃん家へ。
pm 20:00

和歌山

自転車を返した後は、六曜社。味が苦手で飲めなかった。
pm 17:00

急いで京都駅、オーシャンアロー特急で和歌山へ。
pm 18:30

和歌山県、串本駅に到着。自分がこんな所にいるのが信じられない。
pm 23:00

橋本さんと再会!少し照れながら(笑)東京では大変お世話になりまして・・・
あの頃の自分は恥ずかしすぎて思い出したくないのです。
am 0:00

橋本さんがご飯を沢山作って待っていてくれました。
食べ始めるころに、風の様な人、ケンちゃんが来た。はじめまして。
am 0:30

















その後は朝方まで話しをしたり、ケンちゃんは歌が上手。いい時間だった。
am 3:00




























少し眠って起きる。橋本さんとケンちゃんが働く岬にあるパン屋「nagi」に行く。
夜があける前からパンを仕込むオーナーさんの姿に感動した。
am 5:30
















橋本さん、こんなスケジュールにも関わらず、本当にありがとうございました。
奈良に向けて出発。大雨、台風が近かったようです。滞在時間、真夜中の7時間半。
am 6:30

















忙しそうで挨拶しかできなかった「nagi」のオーナーさんに
帰り際に焼き立てのパンを頂いた。それが、私は本当に嬉しかったんだ。
こんなに幸せなことはないと思った。電車に乗ると、あたたかいいいかおり。

shozoのホームページの一文を思い出す。
旅に必要な物は あたたかいパンと 一杯のおいしい珈琲

本州最南端、目の前に広がる海。最高のロケーションに「nagi」はあります。
自分の知らない遠い場所。こんなところにも、どんなところにも、
必死に、真剣に、生きている人達がいる。
溢れるほど勇気がわいて来る。