要するに、絵の具のつけ方に”僕”が有るかという問題。
「もうひとつの空」有元利夫より
そう、要するに、一瞬の動きの中にどれだけ”私”が有るかという問題。
今日一日過ごした中で、一体どれだけの”私”が存在しただろう。
たった今日一日を振り返るだけで途方に暮れそうになった。
もっと意味ある時間を過ごせるはず。
今の自分に見えている分には取り組む事が出来ていると思う、
でもその少し先、一段上のステップについて見えない。
見えないことに不安を感じても始まらないとは思うのけど、
見えないことをやれるのだろうかとの疑問もある。
理性でわかる様な明日はつまらないものかもしれない。
でも自分の方向の足もとを確認したいもの本当。
遠くにある理想の姿は見えている。
どんどんはっきりしていくし、どんどん楽しみ。
でも一歩先が見えないんだ。
あしもとはどんどん見えなくなる。
自分の感性を信じて没入する以外にないな。
もっともっと広い世界を見なくちゃいけない。
もっともっともっと!沢山の、自分には思いつかない様な考えに、
出会わなくてはいけない。
そんな本を読んでしまった、
そんな休みだった。