forget me not
久し振りに 本当に久し振りに自分の言葉で文を書ける気がする
いつぶりなんだろう 自分の心に向き合うことが
わからないくらい長い間できなかった
4月のおわりに宮崎に帰った
卒業してはじめて 高専に行ってみた
木崎浜で ずっと海をみていた
波際をどこまでも歩いた
野島の家 末広の家 木花の家
どの家もほんとうにいい家だと思った
押し入れから昔の手紙が 山ほど出てきた
覚えてなかった出来事が 山ほど出てきた
忘れていた誰かの思い
通り過ごしてしまっていた 誰かの気持ち
知ろうともしなかった 触れようとさえしなかった
気が付きもしなかった 気持ち達
沢山の心が わたしに入ってきてくれようとしていたのに
ほんとうに馬鹿だったなあ
気づいてほしい
知ってほしい
わかってほしい
忘れないでほしい
じぶんはそういつもどこかで強く強く欲しているくせに
じぶんのことばかり
しかも浅はかな ひとりよがりのきもちばかり
掴めもせず 思い付くだけのそんな気持ちにとらわれる
理想的にうまくまとめるのではなく
もっともっとそのままつかむことで 吐き出すことで
わかること、わかってあげられることが限りなく増えるように思った
あなたにおしえてもらったこと
見逃さずに すんだかもしれない
傷つけずに すんだかもしれない
そんな思いも 今となっては意味がないけれど
そんな懺悔の気持ちも 大事に ともに生きていきたい
大切に想ってもらったからこそ気が付いたこと
まだまだやる事がヤマのようにある
生きていかなければいけない
なぜ生きていかないといけないのかわからないこともあるけれど
でもやっぱりいきているからね
お返ししなきゃ
am i exist ?
存在できますように
誰かの中にいる人に なれますように
この人がいるから大丈夫だ という人間になれますように
支えてもらっているからね
「あなたのようになりたい」と 産まれてはじめて思ったんだ