紅茶の一日



















ぶれぶれの写真ですが、あたたまった空気がここにありました。すすむさんに約3年ぶりに黒磯に来てもらい、紅茶のお話をきかせてもらいました。みんなの笑顔とわくわく感が、茶葉から引き出される紅茶のうま味・渋みと重なります。最近は何を次の世代に残していくかを考えながら仕事をしてるというすすむさん。

カフェ。生きていくのに必ずしも必要ではないけど、なかったらだめだなぁと思う場所。私たちが毎日目にする、それぞれの時間をそれぞれに過ごす風景は、次の時代にも残っていてほしいと思う。ドイツの強制収容所の中で、過酷な日々を過ごした人の中で、塀の向こうに見える夕日の美しさを楽しめた人は生き残ったというおはなし。夕日もカフェも、雨降りのコーヒーも。そんなことが生きていく力ということだ。そんな力を養いたい。