期間限定古本カフェ・バーに行ってきました。
Whole Foodのタカコナカムラさんの講演もあって、
美味しいご飯も食べれて、大好きな友達にも会えてとてもいい夜でした。
タカコナカムラさんは、思っていた以上に本物の人でした。
どのお話もそうそう、そうだ！と納得。
講演が終わって、自由な質問タイムがあって、
すてきな理念、信念があるだけでなく、
ビジネスとして成功してる彼女のお金へのスタンスを質問してみました。
ショッピングセンターの中で２年やってきて、
世の中全てが金儲けの為にある様な気がして嫌になるのに、
お金が悪いものであるはずがないのになぁっていつも考えがまとまらず。
今は「オーガニック」とか「ロハス」とか、やってれば儲かる。
本来の意味をガバっとなくした、ビジネスツールとしてのそれが出回って。
有機栽培の醤油を作っている会社が、お中元に「味の素セット」だったり。
まったくやんなっちゃう！的出来事が沢山あり葛藤の日々です。
タカコナカムラさんの答えは
お金はやっぱり沢山欲しい。
でももうけたお金で別にフェラーリに乗りたい訳じゃないし、
別荘が欲しい訳でも、ヨットが欲しい訳でもない。
やりたい事、やっていかなきゃいけないことにお金が使いたい。
だからビジネスとして、まずは成功しなきゃいけない。
そっか！どれだけお金を集めるかじゃなくて、どう使うかだったんだ。
失敗例を絶対につくってはいけないって話、すごく心に残ったなぁ。
つまり正直に良いものを作っていく人達が成功していかないと。
味噌も、醤油も、牛や豚を自分で殺すことも、米さえ自分でつくれない
現代の私達に唯一出来ることは、
ちゃんとつくっている生産者のつくるものを買い続ける事。
彼等のやり方に、自分の住む地球に一票を投じることなんだと思います。
講演の後は、ごはんを食べて珈琲を頂いて、古本を眺めて。
机の上に置かれていたルヴァン甲田幹夫さんの自作スクラップBOOKを
しばらく眺めていました。
これがまた凄かった。（上の写真がそうです。）
１ページ目に甲田さんが走り出している写真と、
「俺は走った。ともにあいたいために。世の中を見るために。
そこに何があるか知るために。これは俺が走った軌跡だ。」
と始まる私ぐらいの頃の彼の、若さが燃えたぎった２冊でした。
何年前の事なんだろう。
すごくいいものに出会いました。
あしたは甲田さんの講演があるので、そちらも行く事にしました。
すっごくポテトサラダがおいしかったんだけど、
パクチーとセロリが沢山はいっていて、
仕上げにたっぷりオリーブオイルがかけてあって。
玄米と大豆ともちあわのおにぎりと一緒に頂きました。大満足でした。
そうしてお店の外にでると、満月に照らされて、
あぁ満ちてるってことだな。って思いました。
ありがとうございました。
３Ｆの本屋さんおすすめ。http://www.gaia-ochanomizu.co.jp/index.html
ついでにもひとつおすすめ本屋さん。http://www.bookclubkai.jp/
