今日という日はラタトゥイユのために


沢山の料理上手に出会ってきたけど、
彼女ほどフリーダムな料理人はいなかったなぁ〜
すごくすてきな料理に出会った。
手でつぶし、手で握り、手で剥く。
シンプルだけど、いちばん美味しいタイミングのシンプル。


今日のメニューは夏野菜ラタトゥイユ、
豆乳クリームソースのニョッキ(イタリアンパセリのレモンソース添え)
夏野菜のつぶつぶ玄米サラダ、
私のいたらないパン。
先生はイタリア仕込みのワチさん、笑顔だらけ。


「こうやってこうやってこれで和えるだけで、本当においしいの」
「あれはなくてもいいし、これもあればでいいの」
日本語なのに、だんだんイタリア語なんじゃないかと
イメージの中ではイタリアママンと晩ご飯を作っていました。


普通の日だけど、こんなに笑って、こんなにおいしくて、
そんな普通を持っていることに、贅沢すぎてたまらなくなりました。
ラタトゥイユ教室だったのにラタトゥイユの写真は撮ってない。
出来上がってテーブルにのった瞬間から食べる事しか思い出せないような
とってもおいしいラタトゥイユでした。

確実に今日は、夏に一歩近づいた日でした。
レモンの魅力にはじめて触れました。