ソクラテス・カフェ















無事にクリスマス、終わりました。

心配していた果物も予想以上にいいものを仕入れられ、
お渡しするのが嬉しくて仕方ないケーキとなりほっとしています。
赤すぐりが特にすばらしかった。
田舎の業者さんとのやり取りは大変。
念には念を、そして念を。

クリスマスの日にはうどんを食べて寝たけど、
明けたの夜に、今ともに過ごす同志達との特別な時間を作りたくて
「ワインとチーズとパンの夜る〜空想音楽会〜」
ワインでものんで話をしよう、の会をひらく。
美味しいワインとパンとチーズに音楽、
そしてソクラテス・カフェ。

集まって、ふざけて笑い合えるだけでも楽しい時間だけど、
いつもそれでは物足りない。
そういえばミーティングのほかで、
大人数でひとつの話するってことあんまりない。
たまには真面目な話をしよう、
ということでソクラテス・カフェ。

「あなたは誰ですか?」
「なぜここにいますか?」
「夢はみますか?」

結果的に哲学には遠い、すてきでいい話ばかりだったけど、
誰かの話を聞くというのは、それ自体おもしろかった。
誰かが自分の事を話すとき、急に真剣になるその表情、とても良かった。
今年ももうすぐ終わりそうだけど、
いつの間にかここで出会っていた沢山の人に
この夜、初めて出会ったような気がしたのは、
きっと私だけではなかっただろう。
「君、そんな人だったの?」
それがどんどん続けばいいと思う。
いつも新鮮なみんなに出会いたい。
違う表情、違うことば、いつも新鮮な人でありたい。

段々と狭まっていく気がする世界、
いけない、どんどん広げていかなければ。
今月なんてクリスマスのことしか考えてない。
狭すぎる。小さすぎる。
「ちっちぇ〜な〜、そんなんで悩むん?」は大好きな励まし言葉。

大きな、どこまでも広がる世界をとどめておかなければいけない。
鳥のように自由に、海のようにどこまでも。
高専時代の哲学の授業以来はじめて、
ソクラテス、プラトン、アルキメデスという人達に触れてみて、
なんて人達だ・・・と感動しています。
もしかすると、今年私が行き着くところはソクラテスの無知の知かも知れない。
12月30日。
今年は明日まで。



社長がこの間いいことを書いていました。
http://cafe-shozo.blogspot.com/2007/11/blog-post_22.html


みんな同志。