17日 午後
「猫町」で昼ご飯。予想外にいい店。奥さんの仕事が気さくで良かった。
am 12:00
がけ書房。恵文社よりかなりマニアック、見たことのない本が沢山。なんかすごい。
pm 13:00
京都は山で囲まれている。鴨川に京都の日常あり。でもそろそろお尻が痛い。
pm14:00
哲学の道、岡崎を抜けて、平安京。タルトタタンを食べに、ラ・ヴァチュール。
世代交代、100歳近いおばあちゃんが席で店を見守る。何を想うだろう。
pm 15:00
自転車で町の方に近付く、一保堂で煎茶を飲み、進さんのお茶を思い出す。
pm 16:00
お世話になった水色の自転車を返す、このレンタサイクルの仕組みいい。
park and ride. 通勤・通学に電車を降りて、ここに自転車を借りにくる。
pm 16:30
京都
三連休で関西へ
最近夜はもっぱら・・・
家に帰り着くと、ご飯を食べて風呂に入って、
ヘッドホンでWEB公開されている茂木健一郎さんの講演を聞いています。
私は茂木さんの思想がとても好きで、
なんだか不完全燃焼気味の時、やる気を出したい時に思い出します。
茂木さんの言葉には、その瞬間から役に立つことが、多くあります。
その中で、とても心に響いた講演をご紹介します。
「心を震わせる "表現" とは何か」
水戸芸術館『ライフ』展 オープニングレクチャー
2006年 7月22日(土)14時〜15時30分
音声ファイル(MP3, 80.2MB, 87分)
「脳のふしぎを探る」
栃木県立宇都宮高校
劣等感をこそ大切にせよ。これからの時代は文系、理系は意味がない。
2007年10月24日
音声ファイル(MP3, 84.1MB, 91分)
昨日、突然ゆきちゃんというたまプラーザで一緒に働いていた子が
お店に顔を見せてくれました。
それが私は本当に本当に嬉しくってたまりませんでした。
急にきて、泊まりもせず帰るということで、
休憩時間の30分しか話せなかったのだけど、
1日18時間労働!休憩なし!!けどものすごく充実してるよ、
でも自分の時間は本当になくて、いらいらしちゃったりもするし、
だからここに来たんだという彼女の話を聞きながら、
私なんか自分の時間だらけじゃん。もっと頑張れよー!と思って。
ものすごくやる気を出しているところです。
そこに茂木さんだから、頭の中大変です。
それなのにBGMがBO GUMBOSの「どろんこ道を二人で」なので
本当に大変です。
ヘッドホンでWEB公開されている茂木健一郎さんの講演を聞いています。
私は茂木さんの思想がとても好きで、
なんだか不完全燃焼気味の時、やる気を出したい時に思い出します。
茂木さんの言葉には、その瞬間から役に立つことが、多くあります。
その中で、とても心に響いた講演をご紹介します。
「心を震わせる "表現" とは何か」
水戸芸術館『ライフ』展 オープニングレクチャー
2006年 7月22日(土)14時〜15時30分
音声ファイル(MP3, 80.2MB, 87分)
「脳のふしぎを探る」
栃木県立宇都宮高校
劣等感をこそ大切にせよ。これからの時代は文系、理系は意味がない。
2007年10月24日
音声ファイル(MP3, 84.1MB, 91分)
昨日、突然ゆきちゃんというたまプラーザで一緒に働いていた子が
お店に顔を見せてくれました。
それが私は本当に本当に嬉しくってたまりませんでした。
急にきて、泊まりもせず帰るということで、
休憩時間の30分しか話せなかったのだけど、
1日18時間労働!休憩なし!!けどものすごく充実してるよ、
でも自分の時間は本当になくて、いらいらしちゃったりもするし、
だからここに来たんだという彼女の話を聞きながら、
私なんか自分の時間だらけじゃん。もっと頑張れよー!と思って。
ものすごくやる気を出しているところです。
そこに茂木さんだから、頭の中大変です。
それなのにBGMがBO GUMBOSの「どろんこ道を二人で」なので
本当に大変です。
クジラが見る夢
「クジラも歌う?」
「歌う。いつも歌っている。あれは偉大な生き物だ」
とジャックは言って、遠くを見た。
「ただサイズが大きいだけではない。
存在として、知性として、大きい。
生物の身体には無駄がない。
ある器官が発達しているにはそれなりの理由がある。
そして、クジラはとても大きな脳をしている。
人間の比ではないし、身体に比較しても大きい。
しかもクジラの生活には何の苦労もない。
海の中で最も大きな生き物だから、敵という程の敵はいない。
食べるためにあくせくすることもないし、
着るものの心配も、金の苦労もない。
出世しようと身をすり減らすこともない」
そうジャックは言って、僕の顔を見て、にやっと笑う。
「では、クジラはあの大きな脳で何を考えているのか?」
「物質的なことは何一つ考えなくていい。
そういう問題があることさえ知らない。
とすれば、あとは哲学的な瞑想しかないじゃないか。
宇宙とは何か、存在とは何か、
自分が今ここにいるとはどういうことか、時間とは?
そういう問題をクジラの言葉で、あるいは言葉で冴えない何かで、
いつもゆっくりと考えている。
何百キロも離れたところにいる仲間と歌で議論する。
ひとつのテーマを一年がかりで、あるいは十年がかりで考える。
できることなら、彼らの考えを聞いてみたいと思うよ。」
「しかし、人間にはその資格がない」
「ないね。まだない。
今はまだ互いの存在を認めあるのがせいぜいだと思うね。」
「クジラが見る夢」池澤夏樹 1999
ジャック・マイヨールと池澤夏樹の会話より
「歌う。いつも歌っている。あれは偉大な生き物だ」
とジャックは言って、遠くを見た。
「ただサイズが大きいだけではない。
存在として、知性として、大きい。
生物の身体には無駄がない。
ある器官が発達しているにはそれなりの理由がある。
そして、クジラはとても大きな脳をしている。
人間の比ではないし、身体に比較しても大きい。
しかもクジラの生活には何の苦労もない。
海の中で最も大きな生き物だから、敵という程の敵はいない。
食べるためにあくせくすることもないし、
着るものの心配も、金の苦労もない。
出世しようと身をすり減らすこともない」
そうジャックは言って、僕の顔を見て、にやっと笑う。
「では、クジラはあの大きな脳で何を考えているのか?」
「物質的なことは何一つ考えなくていい。
そういう問題があることさえ知らない。
とすれば、あとは哲学的な瞑想しかないじゃないか。
宇宙とは何か、存在とは何か、
自分が今ここにいるとはどういうことか、時間とは?
そういう問題をクジラの言葉で、あるいは言葉で冴えない何かで、
いつもゆっくりと考えている。
何百キロも離れたところにいる仲間と歌で議論する。
ひとつのテーマを一年がかりで、あるいは十年がかりで考える。
できることなら、彼らの考えを聞いてみたいと思うよ。」
「しかし、人間にはその資格がない」
「ないね。まだない。
今はまだ互いの存在を認めあるのがせいぜいだと思うね。」
「クジラが見る夢」池澤夏樹 1999
ジャック・マイヨールと池澤夏樹の会話より
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