「感動」を信じる



村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」。
読んで、つながりという大事なものを感じずにはいられませんでした。
繋がるということは調和したり、流れに逆らわないということだったり、
安心感だったり、人間の運命であったり、いろんな意味があると思います。
でもつながりの中で何か強力な信じるものを持っていなければとも思いました。
何を信じているんだっけと思い考えるうちに、自分の信じるものがわかなくなりました。

数日悩んでいたけれど、今日いまの答えを見つけることができました。
感動です。自分が感動したものを何であれ自信を持って信じる。
皆さんは何を信じていますか?
ある人は可能性を信じていると言いました。
この演奏を聴いてドキドキが止まらない夜。
今日は水瓶座の新月。

これまで信じていたこと・もの・ひと。
沢山あるはずが思い出せないものです。
きのうおとといと、信じるものがわからないという日を過ごして、
それっていうのはつまり生き方がわからないってことなのではないかという気さえしてきて
宗教とは信じる生き方があるということで、それはそれで幸せなんだと思いました。
そしてそんな風にまで揺さぶられたこの本は素晴らしい作品だと思ったのです。
だってただの文字じゃないですか。
本は財産だ、とまたまた知った訳です。
何年も、何十年も、何百年も前から、誰かの声を聞くことができるというのは
本当に本当に凄いことだと思います。